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10月より当院でもマイナンバーカードが保険証の代わりとして使用することが可能となりました。保険証以外の公費医療受給者証などは、今までどおり受付にご提示ください。
なお、マイナンバー保険証をお使いの場合は、毎回確認をお願いします。
今までどおり従来の保険証も使用できますのでご安心ください。
2024.01.01
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今年は甲辰の年。前回(60年前)の甲辰は何があったのでしょうか?
今年は甲辰(きのえたつ)の年です。前回の甲辰は1964年ですから、歴史的にはもの凄い年でしたよね!東海道新幹線の開通、王貞治が55号本塁打を打って新記録を出したのもこの年でした。もちろん東京五輪も!この開催によって日本は敗戦国という見方をされなくなりました。敗戦後海外渡航を禁じられていた日本人の海外旅行が自由化されたのもこの年からです。では、その前の甲辰は何があったか?と言うと、1904年ですからこれも凄い。日露戦争が始まった年です。翌年我が国は勝利しました。この時大正天皇の皇后陛下の夢枕に坂本龍馬がたったことで龍馬ブームに一気に火がついたとされています。(辰年だから龍馬?) 東洋人の国が白人の大国に初めて勝利したことで、当時白人による植民地支配に苦しんでいたアジア諸国の人たちにどれだけ勇気を与えたことでしょう。実際、その後独立運動が活発化します。我が国も戦勝ムードに沸きましたが、それから20年も経たないうちにはスペイン風邪パンデミックがあって、関東大震災があって、さらにその後の昭和恐慌による不況、世界情勢の悪化と共に、我が国は軍部の台頭がどんどん進んでしまい、5.15事件、2.26事件のような軍部によるクーデターをきっかけに軍部に逆らえない雰囲気が強くなっていって、言論統制も強化されていき(マスコミの統制)あの戦争へと突き進むわけです。そもそも日露戦争に勝利したあたりからが軍部が強くなっていって手がつけられなくなったとされています。甲辰がその後の我が国の流れを変える大きな転換点となる年だったことは間違いありません。2024.01.01
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血糖悪化はあなたのせいではないかも? 〜HbA1cの季節変動〜(シリーズ糖尿病67)2023年11月24日(金)行徳新聞
長かった暑い夏もやっと終わり、過ごしやすい季節になったと思ったらいきなり真冬の寒さへ…。最近HbA1cが上がってしまった、涼しくなって運動も始めたし食事もそれなりに頑張って体重も少し減ったのに、HbA1cが何故か上がってしまった方も少なくないのでは?
これには訳があります。季節の変わり目、寒くなる時期のHbA1cは上がりやすく、逆に暖かくなる時期のHbA1cは下がる傾向があります。気候が変わる、気温の上下で代謝が変わるのでインスリンの効き方が変わるのだと思います。暑ければいつでも汗をかいているし、寒いとなかなか汗をかきません。運動と同じとまでは言いませんが、それに近い効果もありそうです。
これからどんどん寒くなりますが、それだけでなく、忘年会、お正月など会食の機会も増えますし、また寒くなると外出が減って運動量が減り、その結果体重も増えるので悪化しやすくなります。
逆に、暖かくなる時期はHbA1cが下がる方が多く見られます。気温が上がって日も長くなるので気持ちも前向きになって外出、運動の機会が増えるので体重も減りやすくなります。
これらの季節変動は糖尿病のみならず、高血圧、脂質異常症などのコントロールにもみられます。体重、特に内臓脂肪の増減が関わるためと思われます。
2024.01.01
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