新着情報

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    5月11日(土)は休診となります。ご迷惑をおかけします。

    2024.05.08

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    初診は、当院宛の紹介状をお持ちの方のみ受け付けております。土曜日、時間帯によって予約が取りづらくなっております。状況によりご希望に添えない場合がございますので、日にちに余裕を持ってご予約をお願いいたします。

    2024.04.01

  • diabetes

    血圧の薬を開始したら一生やめられないか? 〜血圧の変動しやすさにも注意〜(シリーズ糖尿病69)2024年3月22日(金)行徳新聞

     日本高血圧学会によると血圧の正常値は120/80 mmHg未満とされ、140/90 mmHg(家庭血圧では135/85mmHg)以上が高血圧と定義されます。高血圧は通常無症状ですが、きちんと治療しないと合併症により健康で生きられる時間が短くなる可能性があり、サイレントキラーと言われます。高血圧の9割近くは原因を一つに特定できない本態性高血圧で、複数の遺伝因子と環境因子(ストレス、肥満、喫煙、飲酒、運動不足、塩分の摂りすぎ、加齢など)が関与して発症します。

     

     治療の基本は生活習慣の改善です。食事や運動習慣、喫煙、飲酒など、これまでの生活を見直し「血圧を上げない生活」に切り替えます。アルコールは一時的に血圧を下げるのですが、血管を広げるNO(一酸化窒素)産生は減ってしまうので血圧を上げます。

     

     降圧剤を開始したら止められなくなる事はありませんが、薬を止めるには、それに代わる努力が必要です。減塩や節酒、禁煙、運動習慣など降圧対策をしなければ状況は改善しません。実は、血圧を下げる一番楽な方法が薬であるとも言えます。

     

     家での血圧測定は起床後1時間以内(朝食前、排尿後)、就寝前(排尿後)の1日2回がお勧めです。カフを巻く高さは心臓と同じにすること。血圧には日内変動があり、「行動」や「感情」でも容易に上下するので、血圧の変動に一喜一憂しないことも大切です。

     

    2024.03.14

  • diabetes

    低血糖の時に摂取するのはブドウ糖じゃなければダメ?(シリーズ糖尿病68)2024年1月26日(金)行徳新聞

     インスリンを増やす内服薬(SU剤)やインスリン注射で糖尿病を治療している際は、低血糖を起こす事があります。震え、動悸、冷や汗など特有の症状で気づくことも多く、砂糖やブドウ糖摂取により血糖値を上げれば速やかに回復します。

     

     単糖類のブドウ糖は胃腸から速やかに吸収されるので回復が最も速いです。砂糖(二糖類のショ糖)、でんぷん(多糖類)なども消化酵素により単糖類のブドウ糖となり吸収されますが、この場合は倍量くらい摂った方が良いでしょう。通常ブドウ糖は一回に10g摂取が基本ですが、砂糖やペットシュガーなら20g摂りましょう。ジュースもブドウ糖が溶けていれば有効ですが、人工甘味料、ノンシュガー、カロリーゼロと表示のある飲料は効果がありません。また微糖の缶コーヒーも量が足りません。

     

     砂糖やでんぷんを胃腸で吸収できるブドウ糖に分解する消化酵素を阻害する薬(ミグリトール、セイブル、ボグリボース、ベイスン、アカルボース、グルベス)を内服されている場合は、ブドウ糖以外のものだと回復が遅くなるので注意しましょう。

     

     顆粒、タブレット状の無料のブドウ糖は、以前は製薬会社さんが作ってくれていたのですが、最近ではほぼ無くなってしまいました。有料のブドウ糖(ゼリータイプも含む)は薬局で購入する事が出来ます。

     

     

     

     

    2024.02.01

  • news

    予約日にやむを得ずご都合が悪くなった場合は、事前にご連絡をお願いいたします。多くの方に診察のご案内ができますようご協力をお願いいたします。

    曜日・時間帯によってご予約が取りづらくなっております。

    多くの方に診察のご案内ができますよう、ご協力をお願いいたします。

     

    2024.01.01

  • news

    10月より当院でもマイナンバーカードが保険証の代わりとして使用することが可能となりました。保険証以外の公費医療受給者証などは、今までどおり受付にご提示ください。

    なお、マイナンバー保険証をお使いの場合は、毎回確認をお願いします。

    今までどおり従来の保険証も使用できますのでご安心ください。

     

     

    2024.01.01

  • news

    今年は甲辰の年。前回(60年前)の甲辰は何があったのでしょうか?

     今年は甲辰(きのえたつ)の年です。前回の甲辰は1964年ですから、歴史的にはもの凄い年でしたよね!東海道新幹線の開通、王貞治が55号本塁打を打って新記録を出したのもこの年でした。もちろん東京五輪も!この開催によって日本は敗戦国という見方をされなくなりました。敗戦後海外渡航を禁じられていた日本人の海外旅行が自由化されたのもこの年からです。
     では、その前の甲辰は何があったか?と言うと、1904年ですからこれも凄い。日露戦争が始まった年です。翌年我が国は勝利しました。この時大正天皇の皇后陛下の夢枕に坂本龍馬がたったことで龍馬ブームに一気に火がついたとされています。(辰年だから龍馬?) 東洋人の国が白人の大国に初めて勝利したことで、当時白人による植民地支配に苦しんでいたアジア諸国の人たちにどれだけ勇気を与えたことでしょう。実際、その後独立運動が活発化します。我が国も戦勝ムードに沸きましたが、それから20年も経たないうちにはスペイン風邪パンデミックがあって、関東大震災があって、さらにその後の昭和恐慌による不況、世界情勢の悪化と共に、我が国は軍部の台頭がどんどん進んでしまい、5.15事件、2.26事件のような軍部によるクーデターをきっかけに軍部に逆らえない雰囲気が強くなっていって、言論統制も強化されていき(マスコミの統制)あの戦争へと突き進むわけです。そもそも日露戦争に勝利したあたりからが軍部が強くなっていって手がつけられなくなったとされています。
     甲辰がその後の我が国の流れを変える大きな転換点となる年だったことは間違いありません。

    2024.01.01

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    血糖悪化はあなたのせいではないかも? 〜HbA1cの季節変動〜(シリーズ糖尿病67)2023年11月24日(金)行徳新聞

    長かった暑い夏もやっと終わり、過ごしやすい季節になったと思ったらいきなり真冬の寒さへ…。最近HbA1cが上がってしまった、涼しくなって運動も始めたし食事もそれなりに頑張って体重も少し減ったのに、HbA1cが何故か上がってしまった方も少なくないのでは?

     

    これには訳があります。季節の変わり目、寒くなる時期のHbA1cは上がりやすく、逆に暖かくなる時期のHbA1cは下がる傾向があります。気候が変わる、気温の上下で代謝が変わるのでインスリンの効き方が変わるのだと思います。暑ければいつでも汗をかいているし、寒いとなかなか汗をかきません。運動と同じとまでは言いませんが、それに近い効果もありそうです。

     

    これからどんどん寒くなりますが、それだけでなく、忘年会、お正月など会食の機会も増えますし、また寒くなると外出が減って運動量が減り、その結果体重も増えるので悪化しやすくなります。

     

    逆に、暖かくなる時期はHbA1cが下がる方が多く見られます。気温が上がって日も長くなるので気持ちも前向きになって外出、運動の機会が増えるので体重も減りやすくなります。

     

    これらの季節変動は糖尿病のみならず、高血圧、脂質異常症などのコントロールにもみられます。体重、特に内臓脂肪の増減が関わるためと思われます。

     

     

    2024.01.01

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