網膜症のチェックはしていますか。

9月23日は世界網膜の日でした。
世界網膜の日は主に網膜色素変性症という網膜疾患について啓発を行う日ですが、糖尿病患者さんも網膜については、注意が必要です。
糖尿病患者さんは、血糖コントロールの悪化と罹病期間の増加で、三大合併症の一つである糖尿病網膜症のリスクが上がりますが、糖尿病網膜症は初期は自覚症状があまりないのが特徴です。
糖尿病とわかったらまずは、1回眼科を受診しましょう。
日本糖尿病協会の発行する糖尿病連携手帳を持参すると便利でしょう。
網膜症の程度を知り、それに応じた眼科の診察と必要に応じた治療を受けましょう。
急激な血糖値の変化は網膜症の悪化につながります。ヘモグロビンA1cが高い状態で発見され治療を開始する人は、焦らずゆっくり、主治医の指示に従い治療しましょう。
相談しやすいかかりつけ眼科医があるとよいですね。
わたなべ糖内科クリニック