シリーズ糖尿病

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    生活習慣病の薬はのみ続けても大丈夫? (シリーズ「糖尿病」㉓)2016年7月29日(金)

    最近、某週刊誌報道で糖尿病、高血圧、高脂血症等の薬のことが取り上げられ、心配になられた患者様から「続けても大丈夫か?」との質問を受けます。内容を見ると、ある薬の一部の悪い部分だけをことさら強調し報道しており、取材先から「ねつ造」との指摘もあがっているようです。これを読んで薬をやめたいと言う方もおられるようですが、勝手に中止した場合悪化し最悪命を脅かすこともありますので、まずは主治医とよく相談して下さい。
    基本的に薬は身体にとって異物であり毒になる可能性がある。効果とリスクを天秤にかけ効果がはるかに上回る場合に処方されます。特に生活習慣病の薬は長期に亘ってのみ続けなければならず副作用がゼロであることが理想ですが、必ずしもそうとは限りません。
    そこで基準になるのがエビデンス(EBM)といって、より多くの人に長期間投与して合併症がどうなったか、究極には死亡率を下げることが出来たかどうかという調査結果が重要になります。古い薬ほどエビデンスが揃っていますが、新しい薬ほど調査が現在進行中だったりします。医師は、こういったエビデンスに基いて個々の患者さんに最も適した治療を選ぶことになります。究極、薬は使わないに越したことはないのですが、使った方が将来の合併症や死亡率を下げると判断できる場合のみ処方します。

    2018.06.24

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    糖尿病から地域の方々を守るために (シリーズ「糖尿病」①)2013年11月8日(金)

    当院は糖尿病専門クリニックとして、糖尿病だけでなく脂質異常症、高血圧、メタボリックシンドローム、高尿酸血症などいわゆる「生活習慣病」の治療管理に力を入れています。

    生活習慣病は通常自覚症状がなく、検査をして初めて分かることが多いです。症状が無いためつい油断してしまいがちですが、放置していると血管の老化(動脈硬化)が進みやすくなり、ある日突然ズドンとやられる(脳梗塞や心筋梗塞)ことにもなりかねません。

    当院では基本を重視し、食事療法(管理栄養士による栄養相談)・運動療法の指導を行いつつ、必要に応じて適切な薬物治療を選択します。糖尿病関連検査(HbA1c、血糖、尿中微量アルブミン)の結果は迅速に出ますので、リアルタイムで結果が分かり治療に活かせます。大病院と比べ、クリニックでは小回りがききますので待ち時間を短縮することが可能です。動脈硬化の初期を捉えるため、当院では血管年齢検査(全身の動脈硬化度を直接的・簡単に診断できるCAVI-キャビィ-検査)、頸動脈エコー検査も行っています。

    気がついた時に既に合併症で大変な状況になっていることがないように、日頃から自己管理に注意していただくことが大事です。

    2013.11.12

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