Month: 2018年11月

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    怖い壊疽(えそ)は何故起こる? 〜早期発見、早期治療の大切さ〜(シリーズ「糖尿病」㊲) 2018年11月23日(金)

    糖尿病の3大合併症である網膜症、腎症、神経障害は、高血糖により細い血管が傷めつけられて起きますが、太い血管にも動脈硬化という形で起きます。動脈硬化により心筋梗塞、脳梗塞が起きますが、足の血管に起これば閉塞性動脈硬化症(ASO)となり、足の血行を悪くしたり血管をつまらせたりします。

    まず、神経障害が進むと足の感覚が鈍り痛みを感じなくなるので、傷や火傷に気づきにくくなります。また高血糖は免疫力を下げ細菌や真菌(水虫)感染に対する抵抗力を落とすので傷の治りを悪くします。このような状況にASO合併があると血管がつまり新鮮な血液が末梢に届けられないために傷が治らず感染を起こして潰瘍化します。悪化すれば壊疽となり、その部位を切断するしかなくなります。

    足の潰瘍の発症原因は靴ずれが最も多く(7割)、やけど(低温火傷を含む)、けが、感染症(深爪も原因となります)と続きます。足の感覚が鈍いために異変に気づくのが遅れて悪化させてしまうケースが多いようです。

    常日頃からご自分の足をこまめに観察し、異変があればすぐに医師に相談しましょう。治療は皮膚科など他科をご紹介することになります。普段から足を清潔に保つ、深爪を起こさない爪の切り方を心がける等「フットケア」も大事です。

     

    2018.11.22

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