【食事】 暑い夏を乗り切るための食事! 猛暑続きの毎日でついのど越しの良い冷たい飲料やそうめんなどの炭水化物中心の食事になってしまっていませんか?
【食事】
暑い夏を乗り切るための食事!
猛暑続きの毎日でついのど越しの良い冷たい飲料やそうめんなどの炭水化物中心の食事になってしまっていませんか?
参照:DMアンサンブル2020 Vol.9 No.1 p12~!6 執筆:渡邊啓子
によりますと、以下のようにあります。
食欲が低下し暑くて買い物も食事作りも大変、食生活が偏りがち。
特に次の4つに注意して食生活を整えるとよい
・水分の過剰摂取
食事を十分にとらずに熱中症予防のため水分ばかりとっていると、
消化能力も低下しさらに食欲不振をまねく
・炭水化物に偏った食事
それらの代謝に必要なビタミンB群※が不足し、疲労をまねく
暑さや疲労もストレス、ストレスがかかるとビタミンCが消費されるので
ビタミンCも不足がち
・たんぱく質不足
肉や魚、卵、大豆製品などたんぱく質を多く含む食品を毎食とらないと不足する。
またこれらの食品は鉄分も含んでいる。
(汗を多量にかくと塩分以外に鉄分も失われる)
鉄分不足は全身への酸素の運搬や老廃物の回収が滞って疲れやすくなる。
・食事を抜く
食欲低下で食事をぬいたり、おやつが食事代わりになっていたりすると、
1日に必要な栄養素が補給できず、疲労回復が遅れたり、できない。
そこで、
「一汁三菜」・・・・ごはんに汁物 おかず3種とそろえると理想的。
麺類を茹でるときに一緒に卵を茹でたり、残りの茹で汁で薄切り豚肉やささみを茹で、千切りキュウリ、貝割れ、豆苗、トマト、キムチなどトッピング。豚しゃぶサラダ、豆腐サラダなど工夫次第・・・
また、夏バテ予防といえばウナギ、ビタミンB1,B2,B6、Aが豊富
とのこと。
このほかにも、短時間で簡単にできる
例) 冷凍野菜を利用してゆで卵とあえたり、チーズをのせてもう一皿
例) 魚介類のカルパッチョ、チーズとトマトでカプレーゼ等々追加
豚しゃぶを茹でた湯はアクをとってキノコや海藻を加えてスープに利用してもう1品
などアイデア次第ですね。
※ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12 、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指す
写真はビタミンB1、B2が多く含まれるもの。
意外と赤身豚肉や魚、大豆製品に多いですね!
しっかり食べて夏を乗り切りましょう!
わたなべ糖内科クリニック